口臭に悩んでいる日本人は何と約1,268万人!?

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日本の口臭に悩んでいる人口

厚生省(現厚生労働省)の保健福祉動向調査(1999年度)の調査結果で、調査対象33,000人のうち実に約10%が口臭が気になると答えたそうです。本記事の投稿日現在、日本の人口は1億2689万人(総務省統計局)となっており、仮に10%がそのまま適用された場合はなんと1,268万人もの人が口臭に悩まされていることになります。今回は、厚生労働省等のデータを元に日本の口臭の統計情報とその実態、また口臭対策についてお伝え致します。

口臭が気になるという人の比率

性別 比率
15.8%
13.2%
年齢層 比率
15~24歳 7.6%
25~34 10.1%
35~44 17.7%
45~54 20.7%
55~64 18.0%
65~74 14.5%
75~84 8.5%
85歳以上 8.5%
地域 比率
大都市 14.2%
その他の市 14.8%
郡部 13.8%
厚生労働省 保健福祉動向調査
こうして見ると30代~70代の中高年・老齢の方に口臭の悩みが多いのが分かります。男女比や地域ではそれほどの差は無い様です。

なぜ中高年・老齢になると口臭が気になるのか?

1992年に行われたある実験では、年齢が高くなるほど口臭原因物質(揮発性硫黄化合物:VSC)が高くなる傾向にあることが分かっており、その原因として以下の様な理由が考えられると言われております。

・成人病を含む何らかの内蔵疾患から来る臭い
・慢性的なドライマウス・歯周病・虫歯等の口腔内疾患から来る臭い
・その他


特に口臭の80%は口腔内で発生する気体由来の臭いと言われており、口臭が気になるという方は口腔ケアは絶対に欠かせない対策といえます。

舌苔(ぜったい)が有る方は要注意!

舌に赤丸が付けてある写真の様に舌苔ができている場合、ドライマウスによる口腔内の異常な乾燥や体調不良・疾患等により免疫力が低下している可能性があると言われております。出来るだけ早く対処しましょう。

舌苔とは?


舌苔(ぜったい)は、舌に付着する白い苔状のもの。 舌の上皮が伸びたものに細菌や食べカス、粘膜のカスが付着したもののこと。ストレスなど心身系の原因のほか、疫力が低下したり、消化器系の疾患によっても見られるようになるので、その判断の指標にもなる。 また溝状舌の場合は舌苔がたまりやすい。口臭の原因となることもある。従来は除去を勧める歯科が多かったが、現在では自然な生体反応の一つであると考え、また舌粘膜の保護の観点から、物理的除去よりも根本原因の解決を図ることが多い。除去の方法としては舌ブラシなどがある。 舌の細胞は非常に敏感で、空気中に数秒触れるだけで白っぽく変色する。この変化は正常なので、ブラシ等で擦っても取れることはなく、健康な細胞を傷つけてしまうことになる。正常な舌は、口内の上部に常に当たっているのが普通で、この場合は自然に汚れが落ちるが、舌の筋力が低下している低位舌の場合、舌が上部に接触していないので、汚れがこびりついてしまうことが考えられる。(参照)wikipedia 最終更新 2014年9月7日 (日) 07:31

舌苔をこすって除去する場合、硬い歯ブラシなどでゴシゴシ擦ったりすると舌の味覚を感じる器官などを傷つけてしまう可能性がありますので、必ず市販の舌ブラシを使用することをおすすめ致します。
また、もし舌苔が黒っぽくなっている場合は何らかの疾患の可能性もあると言われておりますので早目の検査をおすすめ致します。

歯周病・舌苔対策で口臭予防!

朝起きて口の中がネバネバする・乾いている・変な味がする等に該当する方は、歯磨きのやり方の見直しや口の中の乾燥対策(飴やサプリなど)、舌磨きのための舌ブラシの購入などをおすすめ致します。

【参考になる対策を紹介しているサイト】
歯のみがき方 -日本歯科医師会-
舌ブラシの使い方(画像)

口臭の大部分(80%以上)は口腔内の気体由来であり、その主要原因物質は揮発性硫黄化合物である硫化水素(H2S)、メチルメルカプタン(CH3SH)、ジメチルサルファイド[(CH3)2S]です。その中でも硫化水素とメチルメルカプタンで約90%占めます。これら揮発性硫黄化合物は、口の内に生息している嫌気性菌が唾液・血液・剥離上皮細胞・食物残渣中の含硫アミノ酸を分解・腐敗することで産生されます。厚生労働省 eヘルスネット

参考文献

口臭を主訴とする患者の口腔内気体中の揮発性イオウ化合物濃度と臨床状態との相関
総務省統計局
厚生労働省 eヘルスネット
厚生労働省 保健福祉動向調査
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